弓倒しとは
射法八節の離れの後に姿勢を執弓に戻すことを言います。
雑に言うと矢を放ち終わった後に姿勢を正していく動作です。
弓倒しの基本!
残身を完了させて呼吸を整えつつ、左右の手を腰にあてます。
この時に気を抜いて雑になっていまったり、「的中しなかった」ことで荒々しくならないようにしましょう。
この状態を周りから見られると幼稚な印象を持たれかねません。
なので感情・体調に振り回されないよう、同じ弓倒しが出来るようにしましょう。
弓倒しの注意点
あげるべき注意点は以下の通りです。
- 上はず(弓の最上部)と左右の手は同じように倒す。上はずと左右の手は同時におろしましょう。片方だけでは不格好になってしまいます。
- おろした左右の手は腰に!おろされた手は必ず腰にもっていきます。体の横に「ダラダラ」させるのはNG。
- 残身の肘を基準とし、倒す。残身時の肘の位置を意識し、貴店として弓と手を同時に下ろします。
これらの事を「ゆったり」と心に落ち着きを持ちながら、円を描くようにするとよいでしょう。
まとめ
弓倒しは目立つ動作では決してありません。
初心者にとっては他に力を入れたいところもあるでしょう。
しかし、注意点としては弓倒しも弓道の一部であるということ。
締めの部分なので周りの印象に強く残りがちです。
弓道ちゃん
せっかくなので初心者でも「魅せる美しい弓道」をしましょう!
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