弓道の離れの時に引っかかる事には色々な害があります。
不自然な音がするだけなら可愛いほう。矢が不自然な方に飛ぶ事も。
離れの時に起こる引っかかる現象は綺麗な射の最後を台無しにしてしまうのですぐに対策をしましょう!
弓具をチェックする
弓道の離れで引っかかる事あった場合、まずは弓道道具のチェックが鉄則。
離れで引っかかるのは単純な整備不良の可能性があるからです。
まずは「かけ」からです。
「かけ」で引っかかる原因になるのは弦枕と言う弦を引っかける箇所です。
弦枕が深すぎる場合は離れの際に強く引っかかることになってしまいます。
次は「弦の長さ」です。
弓の弦が長すぎる可能性があります。
弦が長い場合、離れの時に弦が弓に引っかかることに繋がってしまいます。
最後に「中仕掛けが細い」事。
矢の筈をはめる部分を中仕掛けと言います。
中仕掛けは筈をはめて矢を放つ性質上、消耗していきます。
消耗して細くなった中仕掛けは離れで引っかかる原因と言えます。
弓道の道具はどれも繊細。
自分で判断に迷ったら頼りになる先輩・指導者に聞いてみましょう。
射法八節の見直し
弓道の道具に問題が無い場合は射法八節のどこかを間違っているという事になります。
ゴム弓・素引き・巻藁で射法八節の見直しを行いましょう。
一例として次のような引っかかる原因があります。
- 馬手の捻り不足
- 会での伸びが途中で止まってる
- 馬手の肘を後ろにしすぎている
- 離すタイミングに左右でズレがある
- 強く握りすぎている
ただし、直接的な原因は射法八節の誤りで離れの時に引っかかる場合でも心理的な原因が重なる場合も。
弓道で過去に離れで弦が顔に当たっていたりしませんか?
そのような場合「離れ」の時に身体のほうが自然と離れてしまう事があります。
身体が痛かったことを覚えてしまって、それが癖となってしまったパターン。
メンタル的な原因は治すのにどうしても時間がかかってしまいます。
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