初心者にありがちな問題で会が保てないというものがあります。
では、何故会を保てないのか?
大きく分けると4つほど問題が出てきます。
肘のおさまりが正しくない
特に馬手の肘に注目をしましょう。
適切な引き分けが出来ていても肘が正しい場所に存在しないと、会を保つ事は出来ないのです。
この場合は会以前の部分に原因があります。
弓構え、打ち起し、引分けの動作をおさらいしましょう。
的に中てるイメージが先行してしまう
弓道をしていると的に中てたくなるのは当然のこと。
しかし、焦りその気持ちが先行してしまうと会が保てなくなってしまいます。
じぃっと伸び続けて狙いを付けましょう。
「時間をかけたくない」などと思っていると会が保てない原因に…。
会の本当の理由を理解出来ていない
つまるところ、会の理由を「数秒間その体勢を保つ」と勘違いしてしまっているパターン。
会は最大限伸び切ったところで、自然と行われる離れへと続きます。
なので、体勢を保つだけの状態は会ではないのです。
会を重要ではないと考えてしまいがちな初心者に起こるものとも言えます。
自身の力が弓の力に負けている
そもそも弓が自分に合っていないときに起こる問題です。
会は左右に伸び続ける力が働いてる状態です。
その時に弓のほうが自身より力が強い状態だと、無理やり引き分けを行わないといけなくなってしまいます。
その結果、のびきることができなくなり、射刑が全体的にちんまりとしたものになってしまうでしょう。
当然、会も保てなくなります。
弓道ちゃん
自分の原因がどれか考えて対処していきましょう。
自分で解決できないときは先生や先輩に相談してみるのも一つの手です。
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