今回は弓道の筈こぼれの改善についてです。
矢こぼれとも言います。
筈こぼれのコレがイヤ！
そう、何と言っても目立つ失敗であるという事です。
失敗を失敗のままにしておくわけにもいきません。
何回も起こってしまうという事は原因があるはずなので、原因を探り改善しましょう。
筈こぼれは何故おこる？
矢を抑える動きが弱いから、です。
筈こぼれの原因
- 会で馬手の手首が外側に向いている。結果、矢を人差指の根元で抑えてない。
- 会で引き続けてる時に人差指と矢が接触してる状態に変化があり、抑えが足りなくなる。
- そもそも平付けになってしまい、矢を抑える力が足りない。（つまり馬手の捻りが緩い）
- 頬付けの際に立ての伸び合いが無いことにより矢を押し出している。
ほぼ会で起こるという事です。
筈こぼれを改善！
原因が分かったのならば改善していきましょう。
- 平付けにならない。弓構えの時から馬手の前腕を手前に捻りましょう。大三までいったら、馬手の甲を空に向くように捻ります。会まで捻りが緩まないように注意です。
- 会で引きすぎない。伸び合いを行う時に注意しましょう。手先じゃなく、腰から身体全体を使いましょう。イメージとしては縦横に伸び合う感じです。
正しく馬手が捻れていて縦線が効いている場合は、会で頬付けをしっかりしていても矢はこぼれません。
チェックして見ると良いでしょう。
筈こぼれは嫌だけど…
嫌だけど起きてしまう時は起きてしまうものです。
ならば、その後処理はしっかりと行いましょう。
審査中に起きた場合でも初段までなら受かります。
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