引き分けを行う時に指導者に「大きく引け」と言われたことはありませんか?
そのように言われてもなかなか上手くできない状態ですと辛いものが…。
引き分け時に大きく引くコツ
大三から引き分けに移行する時に、手先に力をいれないように。
そして初動で真横まで大きく矢を引き延ばすつもりで引きましょう。
個々人で目割の辺りで確認用の地点を作るようにします。
そこから、丁寧に引き分けを行う…この流れが一例です。
引き分けで大きく引く時の注意
大三の初動では、手首で引き分けをしようとせずに肘を使いましょう。
肘を使い、真横に引き分けを行います。
目割過ぎには縦線を崩さない事をこころがけます。
そして、コツとしては「少し胸を張る」感覚で1段階大きく引き込みます。
胸を張る感覚、というのは何もない状態で腕を左右に開いて両腕を後ろ側に動かしていく感じです。
大三を意識する事
大三が低い場合や、大三の位置が自分に近すぎることが上手く引けない原因になります。
そして、腕の力だけで引くのはご法度です。
会の時に勝手の腕と肩の空間が狭くなります。
結果として離れの時に腕が横に行くという不必要な癖がついてしまいます。
最後に
弓道は各動作が重要な意味を持っています。
初心者のうちは、その一つ一つの意味を理解するのも上達の一歩に繋がります。
用語辞典だけでは理解しきれないこともあるでしょう。
その時は先達に聞きましょう。
実際に射を見せてもらったり、アドバイスを貰うのも有効な手段です。
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