「馬手肩が抜けている…」そんなお悩みを持ったことはないでしょうか？
弓手肩は入っているけど、馬手肩のほうは抜けてしまう。
そんな人も多いと思います。
馬手肩が抜けているデメリットとしては矢が右に飛ぶのが一番わかりやすい形です。
◆馬手肩が抜けている人に見られる傾向
- 引分け時に馬手をおろしているだけ。
- 手先に力が入りすぎている。
- そもそも、手先で引いている。
- 大三の時に馬手の肘の張り上げがない。
- 大三で馬手肩があがっていたり、緊張している。
- 大三の時点で弓手肩が抜けている。
- 「引く」という意識が強すぎる。
- 矢束よりも引きすぎている。
どれか当てはまるものはありましたか？
早速、馬手肩が抜けている癖を直していきましょう。
◆馬手肩が抜けている時の対策
- 弓を引くときに手先で引かない。弓手、馬手ともに上腕三頭筋を使い押し引きましょう。
- 引分けの時は矢の線と馬手肩と弓手肩の線は常に平行。左右の肩と矢は寄せることを意識します。
- 引分け時「矢を身体に寄せる」ではなく、身体を弓の中に割り入れます。この時、両肩を矢に近寄せるイメージは維持してください。
- 大三～会の移行時に腰をしっかり入れてください。縦線を効かせることはかなり重要です。
- 大三で馬手肘が斜め後ろに入れるようになっているか？馬手の肘を少し後ろ目に向かせるのがコツ。
- 大三での馬手の肘の角度を保ちつつ引分けに入る。馬手肩が上がらないよう意識する。（支点として機能するように）
如何でしょうか？矯正の一歩となれば嬉しいです。
弓道初心者も経験者も変わらないのは人の目の大切さ。
なかには悩み続けて自分で答えを出さなければいけない問題もあります。
が、先人の経験や知識を習う事は決して無駄にならないと思います。
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