弓道初心者が上手くなりたいと思った場合は体配より射刑に注力しがちです。
理由は簡単。射刑は弓道の花形のように見える、弓を引く動作があるため。
弓道を始めたばかりの人はやはり早く弓を引きたい、と思って学ぶので熱量が違います。
ですが体配も弓道を行う上で大切な要素の一つです。基礎を抑えて上達しましょう。
弓道の正しい体配を身に着けて綺麗な動きを実現しましょう!
◆体配とは?
弓道の基本的な動作であり、姿勢の事。
入退場の間の間も確認されます。
姿勢・目線・動きをしっかりと行い、「正しい体配」を身に着けていきましょう!
◆普段している動作とは違うのか?
ただ立つ・ただ歩く・なんとなくした視線、これらは弓道ではNGです。
普段とは違った動きを求められるため、慣れるまでは意識しないと動けません。
動けてもギクシャクとしたものになってしまいます。
こればかりは慣れてしまうしかないでしょう。
◆正しい体配について
呼吸を意識する
正しい体配で意外と落とし穴になるのが呼吸です。
基本は息を「すぅ」と吸ったときに動き、「はぁっ」と吐いた時に止まりましょう。
この様に動作の節々に呼吸を挟むことにより、間が出来ます。
それは、見る人に落ち着いた印象を与えることが出来ます。
歩行時はすり足で
弓道場に入ってから退出するまで歩くときは「すり足」です。
普段通りにドカドカ歩いてはNGです。
コツとしては以下の通り。
- つま先には力をこめず
- 背筋は「ピン」と伸ばし
- 膝を曲げずに
- すり足で進む
肘を張るように意識する
肘が張っていないと見た目が「胸を前方に張っている」姿勢になってしまいます。
歩く時も静かに歩くことが難しくなるデメリットが…。
初心者は気が緩み、つい肘を張るのを忘れてしまうことが多々起こりますので、そこは特に気をつけましょう。
弓道ちゃん
正しい体配が出来るだけでも脱初心者とはいきませんが、上手くなりたい人にとっては避けては通れないものが体配です。自然と出来るように繰り返し頑張りましょう。
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