「弓道は初心者へ始動するのが大変難しい」そう思う方も多いです。
弓道は指導者になるのも他の武道やスポーツと比べると格段に難しいとされています。
弓道初心者への指導の仕方
弓道は技術も複雑であり専門の言葉も多いです。
だから、そのまま伝えても初心者・初級者には伝わらないことも。
なので、出来る限り日常で使う言葉を使いましょう。シンプルイズベストです。
専門的な言葉はある程度理解してから学べばいいのですから。
指導者「馬手捻って」 初心者「?」
そのような事が基礎練習で起きてしまわないようにしましょう。
教える側は教える側より知識を多く持っているので、つい専門的な言葉や端折り気味に解説をしてしまいがち。
この場合ならば「右手の、手の甲が空を向くようにして」と、言うべきです。
「肩があがりすぎ、弓手は突っ張りすぎてる。馬手も引っ張りすぎだし」
また、上記のような言葉を用いる指導者も宜しくありません。
指導者側にとっては取るに足らない、淡々としたことであっても生徒側は一つ一つが重大な問題なのです。
1つだけでもいっぱいいっぱいの状態。
そのため、ここで正しい指導法としては
・直すべき優先順位をつけて、1個1個直すように指導する事
ただそれだけです。それでも学ぶ側は理解しやすくなります。
百聞は一見に如かず
そのままですが、コレも大きなポイント。
言ってしまえば弓道の技術自体は複雑ですが、射法八節と言う射る方法だけはとてもシンプル。
言葉で指導してみせても、出来ない生徒というのは、正しいイメージが出来ていません。
なので実際にコーチが見本を見せましょう。
自分が見本を見せられるのが一番ですが、上手い人が身近に居るのなら、その人物の射を見せてもらうようにするのも良いです。
実際に目で見る、それがどんな言葉よりも大切な教材となるでしょう!
以上が基礎練習などでの初心者への指導時に大切なポイントです。
コメント